特徴
1.PM-21は、ヒドロキシ基を含む樹脂とアミノ樹脂の架橋反応を促進します。
特にHMMMタイプの低反応性メラミン樹脂は焼付温度を低下させ、
焼付温度を短縮する硬化促進剤が必要になり促進剤としてPM-21が有効です。
2.PM-21は、遊離のパラトルエンスルホン酸に比べて、貯蔵中の粘度上昇がひっように少なく、貯蔵に優れています。
3.PM-21は、モルフォンやアミノメチルプロパノール等他のブロックタイプパラトルエンスルホン酸よりも、
焼付温度を10℃~20℃更に低下させます。
添加量及び添加方法
主材の樹脂の反応性やメラミン樹脂の割合、顔料配合量などにもよるが、全樹脂固形分に対し1.5%~6%前後添加。
レッドダウン、あるいは希釈段階で添加する。
混合溶剤中に、例えばアルコール、グリコール、エステルなどの極性溶剤を10%~20%添加するのがよい。